🇺🇸(USCPA)FAR リース
S/D: ASC842
・適用時期
米国における上場企業は2018年12月15日より後に開始する事業年度の四半期決算より、また非上場企業は2019年12月15日より後に開始する事業年度の年度末より、それぞれ新たなリース会計基準を適用する必要がある。
・影響
①BS
将来のリース期間に支払う予定のリース料を現在価値に割引いてオンバランスする
↓
リース期間に支払う予定のリース料の現在価値を「(資産)使用権資産/(負債)リース負債」として貸借対照表に両建てで計上する
②PL
デュアルモデル(借手の会計モデルをファイナンスリースとオペレーティング・リースに分類する考え方)で考え、従来オペレーティング・リースに分類されていたものは、ASC842でもオペレーティング・リースとしてリース期間全体にわたって基本的に毎期同額のリース関連費用を計上する。
※使用権資産に係る減価償却費とリース負債に係る利息費用は認識しない。
※IFRS第16号では借手の会計処理モデルをシングルモデル(借手の会計モデルをファイナンスリースとオペレーティング・リースに分類しない考え方)で考え、原則的にすべてのリース取引において負債から発生する金利コストを逓減させる